2020.12.05
承認力とは「ありのままの相手を認める心」のことです。
承認力があれば「人を成長させることができる!」と思えるような経験をしたので、報告させてください。
先日、私は4歳になる息子と一緒に、公園に行き、自転車の練習をしました。
彼は、補助輪をはずしたばかりの自転車に、まだ乗れずにいたんです。
気温は1ケタ台、手がかじかむような寒い日でした。
「ガチャン!」「ザザー!」「ズトッ!」
息子は、何十回もこけて、土だらけになり、手やひざに擦り傷ができました。
彼のことが心配な私は、
「こうしているからダメなんだよ。もっとこうしないと。」
と修正すべきことを、あれこれと指摘していました。
でも、一向に乗れるようになる気配がありません。
その時、ふと、承認力のことを思い出し、できていないことの指摘をやめ、できていることに目を向けるようにしました。
「オッケー、オッケー!よく頑張ってる♪」
「コケるってことは、うまくなってる証拠だよ(^^)」
すると息子は、
「よーし!コケるってことは、うまくなっているってことだ!」
と独り言を言いながら立ち上がり、どうすればうまく乗れるかを自分で考え始めました。
それから約10分後。。。
父「おっ!?おおっ!おーーー!!やったー!!!」
息子「やったー!!!」
感動です!!!
息子は、補助輪なしの自転車で走りだしたんです。
これ、会社でも同じだなーと思いました。
部下が失敗した時に、
「何をしてるんだ!ダメじゃないか!二度と同じ失敗はするなよ!」
と言うのと、
「大丈夫か?(部下の心情に耳を傾けて)OK!よくそこまで頑張ってくれた!」
と言うのとでは、
どっちが、やる気を出して働いてくれると思いますか?
どっちが、次にミスをしないと思いますか?
息子が教えてくれました!
承認力とは「人を成長させる」肥料のようなものなんだ、と(^^)
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