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承認の職場づくり研修について

Approval training

承認とは?

承認とは「"善し"として認めること、受け入れること」です。人は誰でも「認められたい」という承認欲求を持っています。
承認欲求が満たされると3つの自己○○感が上がります。

認められたい こんなに頑張っているのに
自己肯定感
自分には価値がある、存在する意義があるという感覚
自己効力感
自分には物事を成し遂げる力があるという感覚
自己有用感
自分は周りの人の役に立っている、貢献しているという感覚

3つの自己〇〇感が上がると

  • 社員は、幸せを感じ、活き活きと働けるようになります。
  • 社員は、自信を持ち、自発的に考えて行動できるようになります。
  • 社員は、意欲的になり、周りの人(社内、社外、顧客)に貢献しようとします。
承認で満たされる図

職場において「承認」とは、その人の個性、能力、行動、成果、成長、将来の可能性などを伝え、
本人を勇気づけることです。
承認は、上司→部下だけでなく、同僚→同僚や部下→上司にも有効であり、とても大切なこと
です。

効果① モチベーションアップ

公益企業A社で約200人を対象に実施した調査では、上司から承認された人は、承認されなかった人に比べて仕事に対するモチベーションが上がることが証明されています。

P<0.05
nは調査人数、pは被験者内効果の有意確率
縦軸はモチベーションをあらわす合成尺度の平均値
太田肇氏の著書「承認とモチベーション(2011年)」をもとに作成

効果② 業績アップ

保険会社S社で38チーム(約650人)を対象に実施した調査では、管理職が部下を積極的に認めたり褒めたりしたチーム(Aグループ)と、それまで通り特別なことをしなかったチーム(Bグループ)との間に、顕著な成績の差が生じています。

P<0.01
nは調査人数、pは被験者内効果の有意確率
縦軸は一人あたりの平均月間契約件数
太田肇氏の著書「子どもが伸びる ほめる子育て(2013年)」をもとに作成

嬉しい成果「承認の職場づくり」
研修のビフォー&アフター

BEFORE
  • 職場が単なる「作業空間」になっている。
    • 社員同士の批判や陰口が多い。
    • 新たな挑戦や自発的な行動に対して、否定的な雰囲気がある。
    • 社員のエンゲージメントが低い。
AFTER
  • 職場が「承認空間」に変わる。
    • 受講した社員が、“承認”を理解し、他者を承認できるようになる。
    • 組織として、承認し合える雰囲気が醸成される。
    • 社員のエンゲージメントが上がる。

※エンゲージメントとは:会社や仕事に対する愛着心、思い入れ。

「承認の職場づくり」研修の概要

①承認ベーシック
研修
(3時間)

職場での実践(約1ヵ月)

②持ち味研修(3時間)

職場での実践(約1ヵ月)

③承認アドバンス
研修
(3時間)

※対象者は全ての職場メンバー(経営者、役職者、一般社員、新入社員)です。

承認ベーシック研修(3時間)
カードを使った研修

「承認とは何か?」「なぜ職場に承認が必要なのか?」「具体的に何から行動すれば良いのか?」をお伝えします。また承認カードを使って「自分の承認力」を診断し、承認力を高める方法を学びます。
承認の正体とその効果を知り、個々の承認力を高めていただくことで、職場を承認し合える空間に変えていきます。

使用する承認カードとは?
承認カード
本研修では、承認に関する理論と実証研究に基づいて製作された「承認カード®」(同志社大学政策学部教授 太田肇氏監修)を活用します。カードを使うことで、ゲーム感覚で楽しく承認について学ぶことができます。

研修内容

項目詳細
承認とは承認とは何か(存在承認、行動承認、結果承認など)について学びます。
承認の効果承認が個人やチームに与える影響とその根拠について学びます。
承認力の診断ワーク「承認カード」を使って、自身の承認力を把握します。
承認力の発揮方法存在承認の基本(笑顔、挨拶、傾聴)について、実践方法を学びます。
承認の体験ワーク存在承認の効果を体感します。
職場(日常)での実践(約1か月)
職場(日常)での実践

研修で得たスキルをどんどん使って、承認を実践して頂きます。
職場(日常)では、「うまくできたこと」だけでなく「うまくできなかったこと」もあるかと思いますが、それぞれの経験がそれぞれの学びになります。
実践を繰り返し続けることで、承認という風土が根付き、職場が活気にあふれます。

持ち味研修(3時間)
カードを使った研修

持ち味カードを使って「自分の持ち味」と「メンバーの持ち味」を探求し、承認のスイートスポットである「持ち味」の発揮方法を学びます。
承認の第一歩は、「自分を知り、相手を知る」こと。
誰もが持っている個性(=持ち味)を、カードを使って引き出し、お互いに認め合います。
メンバーから認められることで、「自己肯定感」「自己効力感」「自己有用感」が増すこと(承認の力)を体感して頂きます。同時に相手の持ち味を発見する訓練にもなります。

使用する持ち味カードとは?
持ち味カード
承認に欠かせない”持ち味”探しには、持ち味カードを活用します。持ち味とは個性のことです。日常業務の中ではなかなか認識しづらい十人十色の個性を、カードを使って浮き彫りにします。

研修内容

項目詳細
持ち味とは持ち味とは何かについて学びます。
自分の持ち味探しワーク「持ち味カード」を使って、自身の持ち味を発見します。
メンバーの持ち味探しワーク「持ち味カード」を使って、メンバーの持ち味を発見します。
“持ち味の窓”のグループワーク自分目線と他者目線の持ち味を出し合い、自己理解&他者理解を深めます。
持ち味の活用自身の持ち味を発揮する方法を学びます。

職場(日常)での実践(約1か月)

承認アドバンス研修(3時間)
グループワーク

承認をより深く理解し、承認力を更に高め、チームワークの大切さを体感する研修です。
承認は行えば行うほど効果が表れるのですが、その方法を間違うと逆効果になるという “もろ刃の剣”の側面があります。また、承認を意識しすぎて、相手の誤りを正せなくなるといった落とし穴にはまることもあります。承認アドバンス研修では、承認の効果を最大限に高め、チームを理想の方向へと導く方法について学びます。

承認の注意点とは?

統 制

相手を思い通りにしようとして褒めること。相手のやる気を削いでしまう可能性があります。

誇 張

実際よりも大げさに褒めること。相手からの信頼を失う可能性があります。

過度な期待

相手の状況を理解せずに承認すること。相手がプレッシャーを感じ、本来の能力を発揮できなくなる可能性があります。

研修内容

項目詳細
承認力の再診断ワーク「承認カード」を使って、自身の承認力を再診断し、変化を確認します。
承認における御法度承認の注意点(統制、誇張、過度な期待)を学びます。
指摘の方法承認を行いつつ、誤りを正す方法について学びます。
チームワークの体験チームの目的・目標と個人の在り方について考えます。
言葉のプレゼント言葉のプレゼントを行い、承認の効果への理解を深めます。

「承認の職場づくり」研修の
料金等

費用(税込)

講師料 ①承認ベーシック研修 99,000円
②持ち味研修 99,000円
③承認アドバンス研修 99,000円
合 計 297,000円
教材 承認カード 3,300円
×受講人数
持ち味カード 3,300円
×受講人数
テキスト 550円
×受講人数

※交通費、宿泊費は別途実費
※①承認ベーシック研修、②持ち味研修、③承認アドバンス研修はご要望により、単独での実施にも対応いたします。

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